ジャパン・ティッシュがストップ高、iPS細胞関連人気で騰勢加速

 ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング<7774.OS>がカイ気配でスタートし一時ストップ高に買われるなど、上場来高値圏で上値追い基調を一段と強めている。同社は自家培養表皮や自家培養軟骨など再生医療製品を開発製造しており、iPS細胞関連テーマで買われるバイオベンチャーの最右翼の1社として注目度が高い。
 iPS細胞を扱う世界初の臨床研究について理化学研究所は28日午前に理事会を開き、国に実施を申請した。研究は、加齢黄斑変性という失明のリスクをはらむ眼病患者が対象となっているが、国が承認すればiPS細胞が世界に先駆けて日本で患者の治療に適用されることになり、これに関連する周辺バイオベンチャー株の株価を大きく刺激することになる。なお、政府はiPS細胞の実用化研究に向こう10年間で1100億円を投じる構えを示しており、この国策支援への期待がバイオ関連株への投機資金の継続的な買いを呼び込んでいる。

ジャパン・ティッシュの株価は9時46分現在25万5000円(△4万3600円)。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)