<話題の焦点>=第3四半期利益高進捗率銘柄、来期の収益拡大に期待感

 円相場の波乱に連動して、日経平均株価は乱高下の展開となっている。こうしたなか、物色対象を絞り込む際により所となるのは、やはり業績面での裏付け。そこで、注目したいのが、12年4~12月期累計の連結経常利益で、通期予想に対して進捗率の高い銘柄だ。利益の通期予想に対する進捗率は、足元の好調な業績推移だけでなく、来期の14年3月期も継続して収益拡大への期待感のあるケースが多いためだ。

 ダイコク電機<6430.T>は、パチンコホール向けコンピューターシステム最大手。13年3月期の連結経常利益は50億円(前期比41.2%増)の見通し。ところが、12年4~12月期累計は78億4100万円(前年同期比2倍)で超過達成、通期業績上方修正の可能性が高い。遊技機の周辺機器を製造・販売する情報システム事業は、売上高276億円(同31.3%増)、営業利益64億円(同43.7%増)の大幅増益となっている。

 大幸薬品<4574.T>は、昨年秋口以降、ノロウイルスによる感染性胃腸炎の集団発生や、季節性インフルエンザの流行を背景に、感染症に対する衛生対策意識が高まり、同社の感染管理事業が想定を大きく上回っている。クリナップ<7955.T>はシステムキッチンやバスで業界屈指だが、そのブランド力を発揮して新設住宅やリフォーム向け需要を取り込んでいる。

◆主な第3四半期経常利益高進捗率銘柄

銘柄(コード)    第3四半期経常利益進捗率(%)

ダイコク電<6430.T>  156.8
大幸薬品<4574.T>   149.4
名糖運輸<9047.T>   144.1
クリナップ<7955.T>  142.1
キーコーヒー<2594.T> 139.4
セイコーHD<8050.T> 137.8
アクセル<6730.T>   129.4
邦チタ<5727.T>    128.2
大日本住友<4506.T>  121.2
富士急<9010.T>    120.6
オリジン<6513.T>   120.3
石塚硝<5204.T>    119.7

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)