<クローズアップ>=世界を揺るがすサイバーテロ、対策関連銘柄に注目集まる(1)

 サイバー攻撃が、全世界の社会基盤を揺るがす脅威になっている。2月21日に米国・アップル社が従業員の自社パソコンでサイバー攻撃を受けたことを発表したからだ。米中の政府間でも、サイバーテロについて激しい非難合戦となっている。日本でも遠隔操作による犯罪予告が昨年から話題になったばかりで、抜本的〝防衛対策〟が急務だ。

 世界各国のIT化を牽引してきた米国IT企業にも容赦なくサイバー攻撃が襲いかかっている。先にアップル社が受けた攻撃に関しては、従業員が自社のパソコンでソフト開発者向けのサイトを閲覧したところ、コンピューターのネットワークに被害を受けるように設計した有害ソフトに感染したことが報じられている。

 また、1月には世界最大の交流サイトを運営するフェイスブック社、その後、2月1日には短文投稿サイトの世界的企業であるツイッター社もサイバー攻撃の被害を受けたことを公表している。

 フェイスブック社とツイッター社を含めて攻撃の手口は同様と言われているが、ツイッター社については約25万件のユーザーアカウントが不正にアクセスされ、ユーザー名やメールアドレスなどの個人情報が流出した可能性があることも報告されている。アップル社の事件を受けて米連邦捜査局(FBI)も調査に乗り出しており事態は深刻さを増している。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)