セルシードが急反騰、「角膜内皮再生シート」が投機資金の食指動かす

 セルシード<7776.OS>が急反騰、後場一段と買いの勢いが増し1300円台まで上値を伸ばした。理化学研究所が、iPS細胞を扱う世界初の臨床研究実施を国に申請したことがバイオ関連株再攻勢の号砲となった形だが、医療用細胞シート開発を手掛ける同社株にも買いの矛先は強い。同社の細胞シート工学による移植用「角膜内皮再生シート」に関する特許が韓国で成立する見込みとなるなど、同社の再生医療分野の事業化進展が株高思惑につながっている。投資先行のバイオベンチャーゆえの足もとの損益赤字は投資リスク要因には違いなく、「継続企業の前提」関連の注記が、買い参戦を短期資金に偏らせているきらいはある。ただ、信用取引の買い残も日々の出来高比較では軽微であり、需給面での上値の軽さが物色人気の背景となっているようだ。

セルシードの株価は14時37分現在1324円(△274円)。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)