東京株式(大引け)=47円高、朝安後先物主導で切り返す

 1日の東京株式市場は、寄り付き安く始まったものの、押し目買いに切り返す展開となり、前引け間際にプラス転換。後場は一段と水準を切り上げる展開となった。
 大引けの日経平均株価は前日比47円高の1万1606円と続伸。東証1部の売買高概算は29億1217万株、売買代金は1兆8284億円。値上がり銘柄数は990、値下がり銘柄数は584、変わらずは126銘柄だった。
 きょうの東京市場は朝方は前日の米国市場でNYダウが引け際に売られる味の悪い展開を引き継いで売り先行で始まったが、その後はプラス圏に切り返した。前日の急騰の反動で利益確定の売りが顕在化したものの、それを相殺したのが内需の土地含み関連株などの買い人気。不動産株や倉庫株などに新高値銘柄が続出し、全体指数を支えた。先物への大口の買いが裁定買いを誘い、後場株式市場は水準を切り上げる展開に。為替市場では1ドル=92円台半ばで円安含みでのもみ合いだが、米国では1日に歳出の強制削減措置の発動期限を迎えることで、これに対する警戒感もあって、主力輸出株などの上値を買い進む動きは限定的だった。
 個別では、ソニーが大商いで買われたほかは、内需株が物色の中心。三菱UFJ、野村HDなどが堅調。三井不、菱地所など不動産株が高い。値上がり率トップは渋沢倉庫、2位が安田倉庫と倉庫株の上昇が目立った。新日本科学がストップ高、低位の帝通工も値を飛ばした。半面、トヨタが冴えず、トクヤマも値を下げた。KIMOTO、ユアサ商などが下落、東邦チタニウムも売られた。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)