外為サマリー:1ドル93円50銭台の円安・ドル高、黒田発言に市場注目

 4日の東京外国為替市場の円相場は、午前10時時点で1ドル=93円56~57銭近辺と前週末午後5時時点に比べ98銭の円安・ドル高。対ユーロでは1ユーロ=121円73~77銭と同68銭の円安・ユーロ高で推移している。
 円は、対ドルで93円50銭台へ下落している。1日に発表された米2月ISM製造業景況感指数や米2月消費者信頼感指数が好調だったことなどを受け、円が前週末のニューヨーク市場で下落した流れを引き継いだ。市場の関心を集めている日銀の次期総裁候補である黒田東彦・アジア開発銀行(ADB)総裁の衆議院での所信聴取は9時30分から始まった。同氏の「日銀の2%物価目標は画期的」「やれることは何でもやる」といった発言を受け、円は一時93円72銭まで下落した。ただ、93円70銭台に入ると円の買い戻しが強まり、その後、93円50~60銭台に押し戻されている。
 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.3010~11ドルと前週末午後5時時点に比べ0.0065ドルのユーロ安・ドル高となっている。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)