午前:債券サマリー 先物は大幅続伸、黒田発言で金利低下基調強まる

 4日午前の債券市場では、先物中心限月3月限は大幅続伸。この日は、日銀の次期総裁候補である黒田東彦・アジア開発銀行(ADB)総裁の発言が金利低下要因となった。
 債券先物は一時、前週末比18銭高の145円23銭を記録。昨年12月7日につけた145円26銭に再度、迫った。現物債市場でも、10年債利回りは、0.640%と連日の低下となったほか、超長期債の30年債は一時1.740%と昨年7月24日以来の水準に低下した。黒田氏は、この日の衆議院での所信聴取で「日銀の2%物価目標は画期的」と述べたほか、国債買い入れに関しては「1~3年に限定する必要ない」と発言。市場の国債買い基調を強める要因となった。
 午前11時の先物3月限の終値は前週末比17銭高の145円22銭。出来高1兆6780億円。10年債の利回りは同0.015%低下の0.640%、30年債は同0.020%低下の1.745%だった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)