外為サマリー:1ドル93円40銭台へ下げ幅縮小、中国景気減速懸念で模様眺め

 4日の東京外国為替市場の円相場は、午後3時時点で1ドル=93円46~47銭近辺と前週末午後5時時点に比べ88銭の円安・ドル高。対ユーロでは1ユーロ=121円59~63銭と同54銭の円安・ユーロ高で推移している。
 この日は、日銀の次期総裁候補である黒田東彦・アジア開発銀行(ADB)総裁の衆議院での所信聴取での発言を受け、円は一時93円72銭まで下落した。ただ、一段の円売りには材料不足で、買い戻しから11時過ぎには一時93円24銭まで円は上昇した。特に、中国の不動産取引規制への懸念で上海総合指数が急落するなど中国株安が進行。2月の中国非製造業購買担当者景気指数(PMI)は54.5と1月に比べ1.7ポイント低下した。中国の景気減速懸念が台頭し豪ドルが下落するなか、リスクオフ姿勢も強まり市場全体には模様眺め気分が出ていた。
 ユーロ・ドル相場は1ユーロ=1.3014~15ドルと前週末午後5時時点に比べ0.0061ドルのユーロ安・ドル高となっている。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)