東京株式(大引け)=45円高、米国株高引き継いで新高値へ

 4日の東京株式市場は米国株高や為替の円安を追い風に買い先行、日経平均株価は寄り付き時点で昨年来高値1万1662円を更新したが、その後は伸び悩んだ。大引けの日経平均は前週末比45円高の1万1652円と3日続伸。東証1部の売買高概算は31億1886万株、売買代金は2兆180億円。値上がり銘柄数は1083、値下がり銘柄数は497、変わらずは119だった。
 きょうの東京市場は、前週末の米国株市場がISM製造業景況感指数の好調などを受けて過去最高値まであとわずかに迫っていることなどを受け、相対的な出遅れ感から主力株中心に買いが広がった。為替市場も円安水準でのもみ合いで買い安心感が台頭、日経平均は一時1万1700円台に買われ、TOPIXは一時1000ポイントの大台を回復する場面があった。ただ、買い一巡後は上値が重くなった。米国で歳出の強制削減措置が既に発動していることや、中国・上海株式が不動産規制を背景に2.9%程度の大幅安となり、一部の中国関連株などを筆頭に売りに押された。ただ、一方で含み資産関連を中心に内需株が買われ、引けにかけ伸び悩んだものの、全体指数はプラス圏を維持している。
 個別には、野村が商いを伴い高いほか、ソニー、ソフトバンク、NTTも買われた。新日本科学、松屋、安田倉庫などがストップ高に買われるなど値幅制限いっぱいに買われるものも目立った。材料株ではサニックスや、低位の東京機なども値を飛ばしている。半面、コマツ、ファナックなどが安く、JFEHDも売られた。三菱商事、住友鉱なども軟調だった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)