ニコンは朝安から戻り歩調に、中期的には下値リスクも

 ニコン<7731.T>が朝安から切り返してきた。寄り後早々に大口の売りが出て、昨年11月中旬以来約3カ月半ぶりに2000円大台を割り込む場面があったが、押し目買いにバランスを取り戻している。2月7日にマドを開けて急落して以降の調整で、目先売り物が枯れてきた印象も受ける。ただ、「中期的な株価見通しは楽観できるものではない」(準大手証券ストラテジスト)という指摘も強い。スマートフォンの急速な普及と高機能化に伴い、収益環境は逆風が意識されている。スマホのカメラ機能が高度化していることで、昨今のデジカメの販売に影響が出ている状況だ。PERは21倍前後と割安感はなく、当面は下げ止まっても底値鍛錬の展開を見込む向きが多いようだ。

ニコンの株価は10時57分現在2024円(△8円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)