東京株式(前引け)=米国株高に追随、内需株中心に買い優勢

 5日前引けの日経平均株価は前日比86円高の1万1739円と4日続伸。前場の東証1部の売買高概算は16億9104万株、売買代金は1兆534億円。値上がり銘柄数は1041、対して値下がり銘柄数は512、変わらずは128銘柄だった。
 きょう前場の東京株式市場は、前日の米国株市場でNYダウが続伸し、史上最高値まで目前に迫っており、これを受けて相対的に出遅れている東京市場でも内需株を中心にリスクオンの流れが継続した。前日の所信聴取で次期日銀総裁となる見通しの黒田東彦アジア開発銀行総裁が、年限の長い国債を買っていくことに前向きなコメントを示すなどで金融緩和期待が一段と高まった。金利低下メリットを受ける内需セクター中心に買いを集めたが、銀行や個人消費周辺株が買われる一方、不動産や保険など先駆して上げていた業種に利益確定の売りが先行した。
 個別ではトヨタが高いほか、ファーストリテも大幅高。みずほ、三井住友など銀行株が商いを集めしっかり。新日本科学が値を飛ばし、トーヨーカネツ、石井鉄なども大きく買われた。松屋も急騰している。一方、ディーエヌエーが軟調、東京機が安く、日本紙、王子HDなどが売られた。三井不、三菱地所なども利食われた。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)