<話題の焦点>=高額消費、株高で「資産効果」発生へ

 株式市場の活況を背景に〝高額消費〟関連銘柄の動向が関心を集めている。

 日本百貨店協会の調べによると、美術・宝飾・貴金属など「高額商材」の1月の売上高は211億3492万円と前年比6.8%増を記録。昨年9月以降、5カ月連続のプラスとなっている。

 例えば、大丸と松坂屋では、婦人服や紳士服などの高級ブランドが販売を伸ばしている。この背景にあるのが、株式市場の上昇だ。昨年秋以降の大幅な株高が「資産効果」をもたらし、高額品の販売につながっているとみられている。

 高額品の販売などは、株価の上昇とパラレルに動く傾向が強いだけに、高額品の取り扱いや富裕層向けサービスを主力とする銘柄への恩恵は大きい。

 具体的には、貴金属・宝飾品の関連では、F&AアクアやTASAKIなどへの効果が期待される。また、高級レストランを運営するひらまつや高級ホテル予約サイトの一休への恩恵は大きい。

 高級レストラン関連では和食のうかいやワイズテーブル・コーポレーションなど。会員制リゾートのリゾートトラストや帝国ホテル。それに高島屋や三越伊勢丹などといった大手百貨店株にも注目したい。

◆主な高額商品関連銘柄

 銘柄(コード)     事業内容

ひらまつ<2764.T>     高級フランス料理店の運営
一休<2450.T>       高級ホテル、旅館のネット予約
うかい<7621.OS>      和洋食の高級レストラン
ワイズテーブル<2798.T>  高級レストラン
F&Aアクア<8008.T>   ジュエリー主力
TASAKI<7968.T>   真珠の養殖から小売りを展開
リゾートトラスト<4681.T> 会員制リゾートホテルなど
帝国ホテル<9708.T>    高級ホテル
高島屋<8233.T>      大手百貨店
三越伊勢丹HD<3099.T>  大手百貨店

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)