外為サマリー:一時1ドル92円80銭台へ円高進む、円買い戻しに勢いも

 5日の東京外国為替市場の円相場は、午後3時時点で1ドル=93円03~07銭近辺と前日午後5時時点に比べ40銭の円高・ドル高。午後2時30分過ぎに一時、92円88銭をつけた。対ユーロでは1ユーロ=121円34~37銭と同20銭の円高・ユーロ安で推移している。
 この日は、日銀の次期副総裁候補の岩田規久男氏の国会での所信聴取があったが、目立った発言はなく、材料出尽くし感から円買い戻しが強まった。この日のオーストラリア準備銀行の理事会では政策金利が据え置かれたが、「7日の欧州中央銀行(ECB)の理事会で利下げがあるかどうか」(アナリスト)が関心を集めている。
足もとでは、米国の景気は底堅いものの欧州やアジア各国の景気には脆弱さも見えており、欧州が金融緩和を考慮する局面に入ってくるなど「円の独歩安は見込みづらくなっている」(同)という。
 ユーロ・ドル相場は1ユーロ=1.3043~44ドルと前日午後5時時点に比べ0.0035ドルのユーロ高・ドル安となっている。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)