東京株式(大引け)=31円高、米国株上昇受け新値街道

 5日の東京株式市場は買い先行で後半伸び悩んだが、大引けもプラス圏を維持した。前日の米国株市場が堅調で最高値目前にありリスク選好ムードを引き継いでいる。
 大引けの日経平均株価は前日比31円高の1万1683円と4日続伸、新値更新基調が続いている。東証1部の売買高概算は30億7907万株、売買代金は1兆9807億円。値上がり銘柄数は738、値下がり銘柄数は815、変わらずは145銘柄だった。
 きょうの東京市場は前日の米国株市場でNYダウが続伸し、史上最高値目前に迫っていることから、これを受けて内需株を中心にリスクオンの流れが継続。前日の所信聴取で次期日銀総裁候補の黒田東彦アジア開発銀行総裁が、年限の長い国債を買っていくことに前向きなコメントを示し、金融緩和期待が高まったことが株価を後押しした。朝方は為替も1ドル=93円台半ばの推移と円安水準でもみ合っていたことも寄与した。しかし、その後は円が買い戻される流れとなり、1ドル=93円台を割り込む円高方向へと振れるのに歩調を合わせて、日経平均も上げ幅を縮小した。
 個別には、ヨーカネツが急騰、井関農機も高い。ファーストリテも買われた。太陽誘電、SUMCOも高い。前日ストップ高の新日本科学はきょうも続急騰で値幅制限いっぱいまで買われた。一方、住友不、三井不など不動産株が利食われ、日本紙など紙パルプ株やJFEHDなど鉄鋼株が安い。ディーエヌエーも軟調。サニックスも値を下げている。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)