外為サマリー:1ドル93円10銭台の小幅円高、欧米の景気動向に注目

 6日の東京外国為替市場の円相場は、午前10時時点で1ドル=93円11~12銭近辺と前日午後5時時点に比べ6銭の円高・ドル安。対ユーロでは1ユーロ=121円60~64銭と同4銭の円安・ユーロ高で推移している。
 円は、対ドルで93円10銭前後での小幅なレンジでの値動きとなっている。5日に発表された米2月ISM非製造業景況感指数が市場予想を上回りNYダウ工業株30種平均が史上最高値を更新したことを受け、前日のニューヨーク市場では93円52銭の円安に振れる場面があったが、ドル買い・円売りは続かず93円台前半での値動きに戻っている。
 日銀の次期総裁候補である黒田東彦氏と同副総裁候補の岩田規久男氏の衆議院での所信聴取は終わり、「目先は材料難」(市場関係者)の状態。きょうとあす開催される日銀金融政策決定会合は白川総裁の最後の会合となり金融政策は維持される見通し。当面は海外動向が焦点となり、欧米の景気指標への注目度が高まっている。
 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.3061~62ドルと前日午後5時時点に比べ0.0014ドルのユーロ高・ドル安となっている。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)