午後:債券サマリー  先物は反発、金利の適正水準探る動きに

 6日午後の債券市場では、先物中心限月3月限は反発した。前日は10年債入札が低調だったことから波乱展開となった。ただ、この日は10年債や超長期債になお利回り上昇がみえたものの、徐々に落ち着いた値動きとなりつつある。
 債券先物は、後場に一時144円95銭に下落したが、下値には買いが入り145円台に値を戻して引けた。米株式市場でダウ工業株30種平均が史上最高値に買われ、この日の日経平均株価も大幅高だったが、「債券への需要は強かった」(市場関係者)という。ただ、日銀の追加金融緩和を先回りして債券買いが続くなか、やや金利低下のピッチは速かったという見方は出ている。この日は20年債や30年債といった超長期債の利回りが前日に続き上昇しており、当面の債券市場は適正水準を模索する値動きの激しい動きも予想されている。
 先物3月限は144円94銭で始まり、高値は145円19銭、安値は144円90銭、終値は前日比8銭高の145円06銭。出来高は4兆3240億円だった。10年債の利回りは前日比0.010%上昇の0.670%、20年債は同0.020%上昇の1.565%、30年債は同0.025%上昇の1.755%だった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)