<話題株検証・丸山製作所>=往年の仕手性が大復活!? 度肝を抜く連日の1億株超商い(2)

 日米首脳会談で、日本がTPP(環太平洋経済連携協定)への交渉参加の方向が固まると、さらに物色資金は勢いを増した。同社株は2月25日に何と1億3900万株近い驚異的な売買高でストップ高を演じ、その翌日も1億1000万株超の大商いで一時ストップ高寸前の375円まで買われる異彩高を披露した。

 丸山製作所にはもう一つ強力な支援材料がある。工業用高圧ポンプを手掛けており、「シェールオイル」関連の穴株としても注目されているのだ。

 株価は目先、増し担保規制などが入ったことから上昇一服感が出ているものの、まだ火種は消えていない。巻き返しがあるのか否か、マーケットの熱い視線は引き続き同社株に注がれている。

 ◎注目材料 同社株人気の契機となったのは政府がTPP交渉参加を視野に具体的に農業強化策の検討に入ったこと。同社は農業用機械を手掛け、農家向けが7割を占めるだけに注目度は高い。

 また、米国では非在来型原油の「シェールオイル」の開発・増産が加速している。同社が米国向けに供給する工業用高圧ポンプはこのシェールオイルの掘削向けに実績を持つ。日米首脳会談で安倍首相がシェールガスの対日輸出を要請していることもあり、関連企業の一社としてさらなる追い風が期待されている。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)