東京株式(大引け)=35円高、物色意欲根強く6日続伸

 7日の東京株式市場は買い優勢で始まり、一時日経平均は1万2000円台を回復した。後場伸び悩んだが、プラス圏を維持し連日の昨年来高値更新となっている。
 大引けの日経平均株価は前日比35円高の1万1968円と6日続伸。東証1部の売買高概算は31億9077万株、売買代金は2兆1705億円と連日の2兆円台乗せ。値上がり銘柄数は765、値下がり銘柄数は817、変わらずは117だった。
 きょうの東京市場は、前日の米国株市場でNYダウが連日の最高値更新となったほか、為替市場でも1ドル=94円台近辺の推移と、円安水準でもみ合っていることを受けて続伸歩調をキープ、日経平均は4年5カ月ぶりに1万2000円台を回復した。米国では民間雇用指標の改善などで景気回復期待が強まり株価上昇の足場となったが、日本でも米景気回復は輸出企業中心に順風材料として意識されている。ただ、日経平均は連日の上昇によりスピード警戒感も根強い。東証1部の騰落レシオも前日時点で117%とやや過熱気味であり、あすの株価指数先物・オプション3月物などのSQ算出を控え、前場中盤以降は上値を買い進む動きに慎重さもみられた。
 個別では、ドワンゴがストップ高となったほか、テイカ、神栄、エイチーム、A&Dなど値幅制限いっぱいに買われる銘柄が続出した。一方、売買代金上位の主力株には安いものが目立つ。ソフトバンク、ファーストリテが値を下げ、三井住友、三菱UFJなど銀行株も軟調。コマツが大幅安、ソニー、シャープも売りに押された。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)