午後:債券サマリー 先物は続伸、超長期債利回りの上昇続く

 7日の債券市場では、先物中心限月3月限は続伸した。日銀の金融緩和期待で先物中心に買いは入ったが、現物債市場では利回りの上昇が続いた。
 債券先物は、後場に一時145円16銭に上昇し、その後も堅調に推移した。この日の日銀金融政策決定会合で、一部委員から資産買入等基金の国債買い入れに関して「期限を定めない買い入れ方式を速やかに導入し、金融調節上の必要から行う国債買い入れと統合する」という案が出された。同案は否決されたが導入された場合の債券需給の好転を期待した買いが入った。20年債は一時、前日比0.045%上昇の1.615%、30年債は同0.040%上昇の1.800%をつけた。あすの30年債入札を前にした警戒感も出ている。
 先物3月限は144円95銭で始まり、高値は145円16銭、安値は144円94銭、終値は前日比6銭高の145円12銭。出来高は2兆6737億円だった。10年債の利回りは前日比0.010%上昇の0.675%、20年債は同0.035%上昇の1.605%、30年債は同0.025%上昇の1.785%だった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)