<株式トピックス>=円安メリット業種でも選別の流れ

 7日の東京株式市場は買い優勢で始まり、一時日経平均株価は心理的なフシ目とされていた1万2000円台を回復した。これは、約4年5カ月ぶりのこと。後場に入って外国為替市場で、やや円高に振れる場面があったが、プラス圏を維持し6日続伸で連日の昨年来高値更新となった。
 全般買い優勢の最近の相場の中で、それに付いていけない印象のある銘柄としてコマツ<6301.T>やキヤノン<7751.T>が市場関係者の関心を集めている。コマツは中国などでの建設機械の売れ行き懸念から、2月6日に2507円で高値をつけて以降、緩やかながら調整が続いている。キヤノンは為替の円安効果で、13年12月期の連結業績予想は、なんとか増収増益となっているものの、複写機、プリンター、一眼レフのいずれも売れ行きに不透明感が強まっているためだ。株価は3300円を軸に昨年12月下旬以降ほぼ横ばいの状態が続いている。
 同じ輸出関連の円安メリット銘柄でも、米国などでの自動車販売台数が回復を見せているホンダ<7267.T>、トヨタ自動車<7203.T>といった自動車株は昨年来高値圏での堅調な推移となっている。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)