任天堂が1万円大台復帰、為替1ドル=95円台突入で

 任天堂<7974.OS>が大幅続伸で、1月28日以来の1万円大台回復となった。目先戻り歩調を強めている。同社株は1月末に13年3月期の営業損益が赤字となる見通しとの発表を受けてマドを開けて売られたが、そのマド埋めから、切り返しを鮮明としている。為替市場では世界的なリスクオンの流れや米国景気回復期待から一段と円安が進行し、約3年7カ月ぶりの1ドル=95円台をつけるなどドルが買われており、輸出依存比率の高い同社にとって輸出採算メリットが株高に反映されている。新型家庭用ゲーム機「Wii U」の販売が伸び悩み13年3月期は営業赤字予想だが、14年3月期に営業利益1000億円を目指す計画を掲げており、為替の円安環境を背景に業績の回復シナリオに期待がかかる。

任天堂の株価は10時13分現在1万80円(△480円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)