外為サマリー:一時1ドル95円台へ大幅な円安進む、米雇用回復に期待感

 8日の東京外国為替市場の円相場は、午前10時時点で1ドル=94円92~93銭近辺と前日午後5時時点に比べ96銭の円安・ドル高。対ユーロでは1ユーロ=124円36~40銭と同2円26銭の円安・ユーロ高で推移している。
 円は対ドルで前日のニューヨーク市場で2009年8月以来、約3年7カ月ぶりとなる95円10銭を記録したのに続き、この日の早朝の東京市場でも95円台に下落した。関心を集めた欧州中央銀行(ECB)の政策金利は0.75%で据え置かれ、ドラギECB総裁からは利下げを示唆する発言がなかったことからユーロは対ドル・円で上昇。米新規失業保険申請件数は34万件と米雇用情勢の改善を示す内容となった。NYダウも3日連続で最高値更新となるなか、欧米経済の底堅さからリスクオン姿勢が強まっている。この日発表の米雇用統計が良好なものとなれば、1ドル=95円台が定着するとの期待も強まっている。
 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.3101~02ドルと前日午後5時時点に比べ0.0106ドルのユーロ高・ドル安となっている。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)