米長期金利上昇でドル円約3年半ぶり95円台

ドラギ会見を受けユーロ上昇
昨日の海外時間には、ECB(欧州中銀)とBOE(英中銀)がそれぞれ金融政策を据え置いたことからユーロ、ポンドが買われました。一方発表された米経済指標が予想よりも良い結果だったことから米長期金利が上昇し、ドル円は約3年半ぶりに95円台に乗せました。

欧州時間序盤、欧州株が堅調な取引となったことなどからユーロが買われ、その後行われたスペイン国債の入札が順調だったこともあってユーロドルは1.3040台まで、ユーロ円は122.80円台まで上昇しました。その後BOE(英中銀)が金融政策の据え置きを発表しましたが、一部で量的緩和の拡大が予想されていたため、ポンド買いが強まりました。

NY時間にはいって、ECB(欧州中銀)が政策金利の据え置きを発表し、一部で利下げの期待もあったことから一時ユーロ買いが強まりました。その後ドラギECB総裁が会見で「経済成長の下振れリスクを認識」としたことからユーロ売りが強まる場面もありましたが、同じ会見で「経済活動は2013年上期に安定するとデータが示唆している」「利下げの是非も話し合われたが総体としての合意は金利据え置きとなった」と述べたことや、成長へのリスクとしてユーロ上昇に言及しなかったことからユーロ買いが強まってユーロドルは1.3110台まで、ユーロ円は124.00円台まで上昇しました、一方発表された米・新規失業保険申請件数が予想よりも良い結果だったことから、米長期金利が上昇しドル買いが強まって、ドル円は約3年半ぶりに95円台にのせました。

今日の東京時間にも、米長期金利や日経平均が上昇していることを受けてドル円は上げ幅を拡大しています。

今日の海外時間にはスイス・2月消費者物価指数、独・1月鉱工業生産、加・2月住宅着工件数、米・2月雇用統計、加・2月雇用統計の発表と、アルムニア・欧州委員、ピーター・プラートECB専務理事の講演があります。