<動意株・8日>(大引け)=三井海洋、サカイオーベ、古河電池など

 三井海洋開発<6269.T>=後場急騰し一時ストップ高。8日午後のNHKなどの報道で、政府が開発を進める「メタンハイドレート」について、愛知県の沖合で、世界で初めて海底からのガスの採取が実現する見通しと伝えられたことを材料視。日本近海のメタンハイドレートは、愛知県の沖合の埋蔵量だけでも日本の天然ガスの使用量の14年分に相当するとされ、ビジネスチャンスは大きい。同社は浮体式の石油・ガス生産貯蔵設備(FPSO)建造で世界2位メーカー。

 サカイオーベックス<3408.T>=3日続伸。同社は、「PM2.5」など有害物質を分解する機能が期待されている光触媒加工技術「フォトピュア」を展開していることから、「PM2.5」対策関連として注目度が高まっているもよう。

 古河電池<6937.T>=急伸で一時600円台回復。13年3月期の営業利益は前期比16%増の29億円が見込まれる。新車組付用電池が伸び悩んだものの産業用電池が好調に売り上げを伸ばしており、PERが10倍近辺にあることも買いやすさにつながっている。一方、仕手系材料株としての面もあり、動意時の足の速さは過去の株価推移に表れている。

 大日本塗料<4611.T>=急反発。信用買い残がやや重かったものの目先の商い増勢でこれをこなす動き。橋梁や建材向け防錆塗料を手掛けており、政府の公共投資拡大政策に伴い需要が伸びるとの思惑や、子会社を通じてLED照明事業に展開するなど材料性は豊富だ。

 ホソカワミクロン<6277.T>=大幅高。同社の主力の粉体関連装置が食品業界向けや化学業界向けに好調。海外ではドイツや米国向けが伸長。12年10~12月期の連結経常利益は前年同期比41%増の8億7400万円と大幅増益を記録。海外比率は6割強と円安効果も高く、13年9月期の連結経常利益予想39億円に対して45億円(前期比16%増)前後への増額期待が出ている。

 環境管理センター<4657.OS>=前日までの6日連続ストップ高に続き、この日もストップ高。中国からの飛来が問題になっている微小粒子状物質「PM2・5」について、複数の報道で「関東各地でやや高い濃度が観測された」と報じており、引き続き「PM2.5」対策関連として買われている。同社は、東京都から「PM2.5」の測定・分析業務を受注していることから、首都圏での環境測定需要の拡大に期待が高まっている。

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出所:株経通信(株式会社みんかぶ)