午後:債券サマリー 先物は史上最高値更新、30年債の入札は順調

 8日午後の債券市場では、先物中心限月3月限は3日続伸し史上最高値を更新した。この日の30年債入札は順調であり、安心感が広がった。
 債券先物は、後場に一時145円50銭に上昇。5日につけた145円38円の最高値を更新した。この日、入札が実施された30年債(第38回債、クーポン1.8%)の最低落札価格は99円45銭(利回り1.828%)、平均落札価格は99円61銭(同1.820%)だった。テール(平均落札価格と最低落札価格の差)は16銭で応札倍率は3.34倍だった。前回はテール16銭、応札倍率は3.5倍だった。今回の入札に関しては、順調との見方が多い。今月の10年債入札が不調だっただけに、この結果を受け安心感が広がり、先物は大幅上昇し、現物市場では超長期債の利回りも低下した。なお、先物中心限月は6月物へ交代した。
 先物3月限は145円11銭で始まり、高値は145円50銭、安値は145円06銭、終値は前日比20銭高の145円32銭。出来高は1兆5480億円だった。10年債の利回りは前日比0.020%低下の0.650%、20年債は同0.010%低下の1.595%、30年債は同0.055%低下の1.735%だった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)