外為サマリー:1ドル96円台へ連日の大幅な円安、米雇用統計でドル高進む

 11日の東京外国為替市場の円相場は、午前10時時点で1ドル=96円11~12銭近辺と前週末午後5時時点に比べ71銭の円安・ドル高。対ユーロでは1ユーロ=124円86~90銭と同1銭の円安・ユーロ高で推移している。
 円は対ドルで大幅続落。前週末の8日に発表された米2月雇用統計は、非農業部門雇用者数が23万6000人増と市場予想の16万5000人増を大幅に上回った。この結果を受け、米株式市場でNYダウは4日連続で史上最高値を更新。このなかドル高が進み円は一時96円50銭台まで下落した。また、格付け会社フィッチはイタリアの長期国債の格付けを「Aマイナス」から「トリプルBプラス」に1段階引き下げると発表したことを受け、ユーロには売りが先行している。この日の朝方発表された機械受注は前月比13.1%減とさえなかったが、市場の反応は限定的。参議院での黒田東彦日銀総裁候補の所信聴取が行われており、その内容も関心を集めている。
 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.2991~92ドルと前週末午後5時時点に比べ0.0096ドルのユーロ安・ドル高となっている。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)