郵船など海運株が高い、米国景気主導で海運市況に回復期待

 日本郵船<9101.T>が一時前日比5%高の252円に買われたのをはじめ、海運株が総じて上値指向を強めている。為替市場の円高修正の動きは海運業界にとっても収益メリットが生じる。また、市況回復期待も徐々に強まってきた。鉄鉱石や石炭、穀物などを輸送するばら積み船の総合的な値動きを示すバルチック海運指数が前週末まで8日続伸し、昨年12月11日以来の3カ月ぶりの高値水準にあり、短期資金の買いのよりどころとなっている。米景気回復期待が自動車販売需要の拡大思惑につながっているが、その中で「郵船は自動車輸送に強みを持っていることから、足もと買いの矛先が向かいやすくなっている」(準大手証券エクイティ部)点も意識されているようだ。

郵船の株価は11時03分現在250円(△10円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)