東京株式(大引け)=65円高、米株高、円安好感で8日続伸

 11日の東京株式市場は買い先行、後場は高値警戒からの売りが出て、伸び悩んだものの日経平均は8日続伸で新値街道を走っている。大引けの日経平均株価は前週末比65円高の1万2349円となった。東証1部の売買高概算は45億8750万株、売買代金は2兆8464億円と高水準。値上がり銘柄数は1292、値下がり銘柄数は336、変わらずは75銘柄だった。
 きょうの東京市場は米国で最高値更新を続けるNYダウや為替の円安基調を追い風に、主力株中心に引き続き賑わいをみせた。円相場では1ドル=96円台に入るなど円高修正の動きが一段と進行、米国景気回復を背景とした世界的なリスクオンの流れが追い風となっている。騰落レシオや移動平均線とのカイ離など、目先スピード警戒感からの売り圧力も出ているが、それをこなすだけの買いが入ってくる。朝方発表の1月の機械受注統計は市場予測を大きく下回ったが影響は限定的。一方、機関投資家の決算対策売りが一巡してきたとの見方が強まる中、株価指数先物への大口買いを足場に上げ足を強める場面もあった。
 個別ではみずほ、三菱UFJなど銀行株が大商いで上昇。大和証Gをはじめ証券株も全面高。輸出株ではトヨタ、マツダなどの自動車株が高いほか、キヤノンも急騰。海洋掘削、三井海洋などの資源開発関連も買われた。このほか、常磐興、都競馬などの含み資産関連株も値を飛ばしている。半面、新日本科学、エアーテックなどが大幅安、ソフトバンク、ディーエヌエーも冴えない。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)