材料難でも底堅さは維持

材料難でも底堅さは維持
本日は手掛かり材料不足の感が否めず、ドル/円は欧米株価や米長期金利の動向を眺めながらの展開となろう。

もっとも、先週末の米雇用統計の強さを鑑みるに、米景気回復期待による株高・債券安・ドル高基調に大きな変化はなさそうだ。

NYダウ平均は足元で4営業日連続で史上最高値を更新中であり、米10年債利回りは米FRBによる緩和縮小(停止)観測を絡めつつ、直近レンジの上限を上回り昨年4月以来の水準まで上昇している。

これに対して日本の10年債利回りは日銀による4月の緩和強化を睨んで2003年以来の低水準で推移しており、日米金利差の観点からもドル高・円安に振れやすい地合といえるだろう。

米雇用統計を消化した一巡感から、株価や長期金利に多少の調整が入る可能性は否定できないが、その場合でもドル/円の下落は調整的なものにとどまろう。