東京株式(寄り付き)=円安追い風に買い意欲衰えず、続伸

 12日の東京株式市場は買い優勢でスタートし、寄り付きの日経平均株価は前日比84円高の1万2433円と続伸。為替市場では円安が進行、足もとは1ドル=96円50~60銭と約3年7カ月ぶりの円安水準でもみ合っており、主力輸出株を中心に追い風が強い。また、米国株市場ではNYダウが5日連続で史上最高値を更新、米国景気の回復期待を底流に上値指向が続いており、相対的に出遅れる東京市場への海外資金の買いなどが上昇相場を支えている。日経平均はきのうまで8日続伸で25日移動平均線との上方カイ離も7%を超え、目先は高値警戒感も強く利益確定売り圧力も意識される場面。参議院で日銀副総裁候補の岩田規久男学習院大教授らの所信聴取が行われることで、為替動向などへの影響が注目される。業種別には高いものが多く、値上がり上位は鉄鋼、証券、銀行、その他金融、電気機器、不動産など。半面、食料品、鉱業などが軟調気味。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)