東京株式(前引け)=円安追い風に続伸、利益確定売り圧力も 

 12日前引けの日経平均株価は前日比42円高の1万2391円と続伸。前場の東証1部の売買高概算は24億2298万株、売買代金は1兆4762億円。値上がり銘柄数は710、対して値下がり銘柄数は858、変わらずは126銘柄だった。TOPIXも含め全体指数はプラスだが、値上がり銘柄数を値下がりが上回っている状況。
 きょう前場の東京株式市場は買い優勢で始まり寄り付き時点で日経平均株価は1万2400円台に乗せたが、その後はやや伸び悩む展開となった。為替市場ではドル高・円安が一段と進み、1ドル=96円50~60銭近辺の推移と約3年7カ月ぶりの円安水準でもみ合っているほか、NYダウが5日連続で史上最高値を更新するなどを受け、海外投資家の日本株買い継続も期待されるところ。ただ、前日まで8日続伸と上昇ピッチが早いことから短期的な過熱感も強い。きょうは為替の円安にもかかわらず、自動車株の動きが鈍いことやメガバンクも上げ幅を縮小していることで、上値の重さも意識されている
 個別では三菱UFJが堅調、ソフトバンクも物色された。キヤノンはきのうに続く急伸、パナソニックも大幅高となった。このほかモリテックスが値幅制限いっぱいに買われ、日本工営も一時ストップ高となった。半面、ファーストリテが軟調、ポールHD、リソルなどが急落した。油研工、金銭機械、三井海洋なども利食われた。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)