<私の相場観>=みずほ証券・リサーチ本部エクイティ調査部シニアテクニカルアナリスト 三浦 豊氏

 当面の相場はリーマン・ショック前の水準である2008年9月の日経平均株価1万2214円を終値でクリアしてきたことから堅調な展開が予想される。ただ、目先的には相場の上昇ピッチが早く、過熱感もあるだけに、心理的な上値のフシとなる1万2500円が意識されて、いったん過熱感を冷ます日柄調整に入り、3月下旬までは高値圏でのもち合いに移行する可能性があるとみている。この場合の下値メドとしては3月SQ値の1万2070円の水準だろう。

 3月下旬以降は5月のゴールデンウイークにかけて1万3000円から1万3500円を目指した上昇トレンドとなりそうだ。景気回復期待を背景に史上最高値を更新した米国株式はじめ海外市場の強調展開や、円安トレンド、さらには安倍政権への政策期待などが継続して相場上昇を支えるとみるからだ。ただ、売買代金には注意が必要で2兆5000億円以上の商いが継続してできることが前提条件となろう。

 物色動向については内需・外需の主力銘柄を幅広く循環的に買っていく展開を予想している。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)