<話題の焦点>=増額修正期待株・先取り、今3月期利益増額の10銘柄

 3月期末が近づいてきた。この時期は企業の通期業績動向に再び神経質になりやすいタイミングを迎えている。

 今は全般底上げ局面で、全方位的に物色資金が回っている。その時の地合いで先駆して買われる業種もあるが、リターンリバーサルの動きの中で、結局、出遅れセクターもキャッチアップしてくるという流れが形成されている。これこそ過剰流動性相場のなせる業であろう。

 しかし、徐々に選別の動きは強まってくる。物色のふるい分けの手掛かりとなるのは、13年3月期というゴールを目前に控える3月決算企業の上方修正もしくは下方修正といった業績の変動だ。

 材料出尽くしというパターンもあるが、基本的に業績が上方修正されれば買い材料となるのは道理だ。好業績銘柄への物色意欲は決算期が近づくと特にその傾向が強まる。そこで、進捗率などを考慮して、13年3月期に保守的な会社側予想を(良い意味)で裏切る可能性の高い妙味株を選定。10銘柄に絞り込んだ。

 注意点は、上方修正すると今期の発射台が高くなることで次期業績変化率に対して影響を及ぼしやすいということ。その点は留意しておきたい。

◆今3月期の利益上積みが期待される10銘柄

銘柄名(コード)  今期営業利益 前期比増益率 今期増額修正期待額
          (会社側予想)  

日鉄鉱業<1515.T>   65億円   ▼10% 20~23億円
プリマハム<2281.T>  66億円    ▼9%   8~9億円
OLC<4661.T>   756.8億円 △13% 40~43億円
DOWA<5714.T>  230億円    △4% 23~26億円
千代化<6366.T>   225億円    ▼7% 29~31億円
村田製作所<6981.OS> 500億円   △11% 47~52億円
ミツバ<7280.T>    77億円    ▼2% 24~27億円
日本ユニシス<8056.T> 90億円   △23%  8~12億円
青山商事<8219.OS>  185億円    △1% 22~26億円
レオパレス<8848.T>  80億円   △74% 35~41億円

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)