<動意株・12日>(大引け)=内田洋、日建工学、テンプHDなど

 内田洋行<8057.T>=大幅続伸。13年7月期は公共関連事業分野で政府の大型補正予算による文教関連の需要増や、オフィス関連事業分野で受注が堅調なことなどで、利益率の改善が見込まれ、売上高1300億円(前期比7.2%増)、経常利益14億円(同6.7倍)と大幅な収益改善の見通し。加えて株価がPBR0.5倍台の割安水準にあったことから、これらを手掛かりにした短期資金が流入しているようだ。

 日建工学<9767.T>=3連騰。防波堤を粘り強くする世界初の補強工法である「サブプレオフレーム」が、東日本大震災で被災した八戸港八太郎地区北防波堤の災害復旧事業で採用されており、復興関連としての評価が高まっている。今3月期通期は連結営業利益で1億5000万円(前期実績5億8200万円の赤字)と黒字転換予想で業績面での見直しも進んでいる。

 テンプホールディングス<2181.T>=急伸。成長産業への労働力の移転を促すべく、解雇規制の緩和が安倍政権で議論されているなかで、派遣から紹介まで幅広く人材ビジネスを展開する同社が関連銘柄として関心を集めている。

 全国保証<7164.T>=大幅高で3日続伸。全国の地銀や信金など金融機関と提携して住宅ローン保証事業に展開し、昨年12月19日に上場してまだ3カ月弱だが、好業績を背景に株価は一貫した下値切り上げトレンドを継続している。13年3月期の業績見通しは従来予想の経常利益87億円から108億円に大幅増額したことで市場の注目を集めた

 河合楽器<7952.T>=3日続伸。13年3月期は、楽器事業の国内外での不振から2月7日に連結営業利益で当初計画の20億円から13億円(前期比48.6%減)に下方修正したことを嫌気して上値の重い展開が続いたが、国内では景況感の回復から電子ピアノの販売回復が期待され、中国でも生活水準向上による拡大基調は不変で、来期からの業績回復への期待も高まっている。

 フルサト工業<8087.OS>=6日続伸。鉄骨副資材の大手で、被災地での復興進展による需要増への期待が高まっている。13年3月期第3四半期累計で連結営業利益は16億4300万円(前年同期比10.3%増)を計上しており、進捗状況を考慮すれば通期予想の20億9000万円(前期比5.6%減)は増額期待が高まるところ。

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出所:株経通信(株式会社みんかぶ)