外為サマリー:1ドル96円40銭台の円安、急ピッチの円下落には警戒感も

 12日の東京外国為替市場の円相場は、午後3時時点で1ドル=96円44~45銭近辺と前日午後5時時点に比べ39銭の円安・ドル高。対ユーロでは1ユーロ=125円63~67銭と同70銭の円安・ユーロ高で推移している。
 円は対ドルで朝方に96円71銭をつけた後は、円の買い戻しが入り96円40銭台へ下げ幅は縮小した。次期日銀総裁候補の黒田東彦氏が3月20日に総裁に就任した場合、就任直後にも臨時の日銀金融政策決定会合を開催するとの観測から、円売り・ドル買いが強まった。ただ、足もとの円下落のピッチは早く、スピード調整は必要な状況となっている。
 黒田氏が日銀総裁への就任が決定するのを先取りする形で円安が進んでいるだけに、さらなる円下落には、米国景気の拡大など外部要因の後押しが必要となりそうだ。
 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.3027~28ドルと前日午後5時時点に比べ0.0020ドルのユーロ高・ドル安となっている。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)