東京株式(大引け)=34円安、後場利食われ9日ぶり反落

 12日の東京株式市場は後場値を消し、9日ぶりに反落。前日までの8日間で日経平均株価は1000円以上の上昇を示していたこともあり、利益確定売りが顕在化した。しかし、商い高水準で下げ幅は限定的だった。
 大引けの日経平均株価は前日比34円安の1万2314円と9日ぶりに反落となった。東証1部の売買高概算は42億3651万株、売買代金は2兆8189億円。値上がり銘柄数は440、値下がり銘柄数は1181、変わらずは83だった。全体の7割の銘柄が下落したが、商いは連日で2兆8000億円をこなすなど高水準。
 きょうの東京市場は買い優勢でスタートし、日経平均は寄り付きに1万2400円台を回復。米国株市場でNYダウが史上最高値を続けているほか、為替市場で1ドル=96円台半ばでもみ合うなど円高修正の動きが続いていることから主力株中心に買いが入った。ただ、前日までの8日続伸で短期的にはスピード警戒感も強く、朝方の買いが一巡した後は徐々に伸び悩む展開となった。自動車や大手銀行など輸出株や内需の主力セクターが朝高後、値を消したことも全体の地合いを悪くしている。
 個別では、トヨタ、マツダなどが軟調、三菱UFJなど大手銀行も引けは安くなった。神栄がストップ安、安田倉庫も大きく値を下げた。ポールHDも急落。一方、キヤノン、パナソニックが堅調なほか、三井海洋、海洋掘削はストップ高となった。モリテックスも値幅制限いっぱいに買われた。全国保証、MonotaRO、ツクイなども急騰した。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)