午後:債券サマリー 先物は3日ぶり反発、早期の金融緩和観測先取る

 12日の債券市場では、先物中心限月6月限は3日ぶりに反発。3月下旬にも臨時の日銀金融政策決定会合が開催される可能性が浮上し金利低下期待が強まった。
 債券先物は、後場に一時145円18銭まで上昇した。臨時の日銀会合での追加金融緩和期待が強まり、先物のほか現物債の利回りも低下した。
 この日、入札が行われた5年債(第109回債、クーポン0.1%)の最低落札価格は99円89銭(利回り0.122%)、平均落札価格は99円90銭(同0.120%)だった。テール(平均落札価格と最低落札価格の差)は1銭で応札倍率は3.12倍と堅調だった。米国市場で10年債利回りが2.06%へ上昇したが、日本では海外金利高への連動よりも日銀の追加金融緩和に向けた金利低下期待が勝っている状態だ。
 先物6月限は145円08銭で始まり、高値は145円18銭、安値は145円01銭、終値は前日比17銭高の145円14銭。出来高は3兆3910億円だった。10年債の利回りは前日比0.020%低下の0.635%、20年債は同0.030%低下の1.600%、30年債は同0.035%低下の1.745%だった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)