PM2.5の好業績割安銘柄。長期上昇トレンド発生中!!

●注目ポイント
PM2.5関連では、私は、新晃工業(6458)に注目しています。同社は、空調機・ファンコイルユニットやクリーンルームなど業務用空調機器の開発・設計・販売を手がける総合メーカーです。

同社に注目する理由は、足元業績が好調であり、バリュエーション的に時価が非常に割安と考えるからです。また、3月12日終値(863円)ベースの時価総額は234.84億円と小粒で、今後、PM2.5関連需要を取り込みことができれば、株価・業績共に、大きく化ける可能性が高いとみているからです。
それらに加え、テクニカル的に、長期の上昇トレンドが発生している可能性が高いと判断するためです。

なお、13年3月期第3四半期末の1株当たり純資産は760.09円でした。13年3月期の1株当たりの当期純利益は104.89円の見通しです。3月12日終値(863円)ベースのPBRは1.14倍、予想PERは8.23倍です。また、12年3月期のROEは14.8%(11年3月期は7.2%)と、大幅に改善し、数値自体も非常に優秀です。このため、株価は昨年来高値(3月11日の930円)付近ながら、バリュエーション的には非常に割安と認識しています。ちなみに、過去最高純益は12年3月期の24.78億円ですが、今13年3月期は27.00億円の見通しで、連続で最高益更新の見込みです。

また、13年3月期の期末配当金については、普通配当を1株当たり10円に増額修正したことに加え、同社株式が昨年12月3日をもって、大証二部より同一部銘柄に指定されたことを記念して、1株当たり2円の記念配当を実施する予定です。
この結果、13年3月期の1株当たり期末配当金は、合計12円となり、既に実施した中間配当6円と合わせて1株当たり年間配当予想を18円に修正されています。
このような積極的な株主還元姿勢もポジティブ材料です。

さらに、3月6日、千代田ビル管財株式会社の発行済株式の全部を取得し子会社化するための基本合意書の締結を決議したと発表しました。株式取得の理由は、千代田ビル管財のビル管理事業には空調設備の点検等が含まれており、新晃工業の主要事業の一つである空気調和機の販売及び保守に関する情報共有等を通じた相乗効果の発揮が可能になるためです。また、千代田ビル管財の堅実な収益性と優良な財務内容並びにストック型の事業を取り込むことで、新晃工業グループの安定収益に貢献することが見込めるためだということです。このM&Aによる業容拡大も、今後の期待材料です。

テクニカル的には、月足ベースの一目均衡表の雲上限(12日現在、659円)を既に上抜け、「3役好転」が実現していますので、長期上昇トレンドが発生している可能性が非常に高いと考えています。