日銀の次の一手に対する思惑

日銀の次の一手に対する思惑
ドル/円相場は昨日、96.70円と2009年8月以来の高値を更新したものの、その後は上値を削る展開となった。

きっかけとなったのは民主党が岩田学習院大教授の日銀副総裁就任に反対する方針を固めたとの報道を受けて海外勢中心に円の買い戻しが入ったことだが、この件については他の政党が賛成する方針のため、国会では承認される見通しだ。

そのため、これ以上の波乱の可能性は低く、目先は人事案というよりは、単純に新しい正副総裁の発言から3月中の日銀臨時会合の可能性や、次に打たれるであろう金融政策についての思惑や観測報道がメインの手掛かりになると考えられる。

また、本日は米国の2月小売売上高など主要経済指標の発表も予定されており、こちらの結果も材料になってきそうだ。