極東貿易がストップ高、低PBR背景に短期資金流入

 極東貿易<8093.T>が急騰、一時ストップ高で東証1部の値上がり率トップに買われた。同社は技術系社員で6割を固める機械商社で、海上保安庁や自衛隊向けなど防衛関連に強みを持つ。業績は今3月期経常利益が前期比2.7倍となる7億円を見込むほか、最終損益も前期の赤字から4億円の黒字転換見通しと回復色が強い。今3月期の配当は見送る方針で2期連続の無配としたことから、株価は出遅れているが、単体での欠損が解消されたら配当実施を検討する構えにあり来期の復配は濃厚との見方が強い。PBR0.5倍近辺は指標面から割安感があり、テクニカルでは前週末に5日・25日移動平均線がゴールデンクロスを示現、週初十字足をみせた後、急速な水準訂正に舵を切っている。無配発表で売られたマドを一気に埋めており、目先の利益確定売りをこなしてからの展開が注目されるところ。

極東貿易の株価は11時30分現在217円(△47円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)