保土谷が急動意、有機ELの有力関連株で株式需給思惑も

 保土谷化学工業<4112.T>が急動意、低位材料株物色の流れに乗り買いを集めている。有機EL関連の有力株として折に触れて市場で人気化する銘柄だ。有機ELは蛍のように自発光する有機材料を画素に使うことで、液晶よりも低消費電力で済み、画像の高速応答性や広視野角、薄型化で優位性を発揮する。有機ELディスプレーの世界市場規模は3年後には1兆4400億円程度までに拡大するという試算もある。同社は有機ELの発光材料を手掛けており、独自技術を擁していることで市場でも注目筋は多い。また、株式需給面の思惑もある。昨年来、同社の筆頭株主の東ソーが保有株を減らしているほか、信託銀行経由でも継続的に保有株の減少傾向が続いている。一方、株価は昨年10月以降、それに逆行して底入れ反騰トレンドにあり、受け皿となっている特定資金の存在も意識されるところだ。

保土谷の株価は14時46分現在202円(△20円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)