外為サマリー:1ドル95円70銭台に円高進む、年度末要因の円買いも

 13日の東京外国為替市場の円相場は、午後3時時点で1ドル=95円71~72銭近辺と前日午後5時時点に比べ68銭の円高・ドル安。対ユーロでは1ユーロ=124円78~82銭と同58銭の円高・ユーロ安で推移している。
 円は対ドルで95円70銭台と6日ぶりの円高・ドル安。手掛かり材料難のなか、円買い戻しが強まった。年度末で企業資金のレパトリ(自国内への資金還流)の動きからの円買いも出ているようだ。
 次期日銀の総裁案などは14日に衆議院、15日に参議院で採決される予定。黒田東彦氏を日銀総裁、岩田規久男氏を副総裁とする人事案は、一部野党からの反対は予想されるものの承認される見通し。現在の白川総裁は19日に退任し、新体制は20日に発足する予定だ。就任直後の臨時の日銀金融政策決定会合などの思惑は出ているが、すでに「追加金融緩和の実施とともに材料出尽くし感から、円買い戻しが強まることはないのか」(市場関係者)に注目する声も出ている。
 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.3036~37ドルと前日午後5時時点に比べ0.0031ドルのユーロ高・ドル安となっている。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)