東京株式(大引け)=75円安、円高含みで主力株売られる

 13日の東京株式市場は売りに押される展開となった。為替市場で円高修正の動きが一服、米国でもやや買い疲れ感が出ており、その流れを継いで主力株を中心に利益確定の売りが先行した。大引けの日経平均株価は前日比75円安の1万2239円と続落となった。東証1部の売買高概算は29億9700万株、売買代金は2兆2132億円。値上がり銘柄数は664、値下がり銘柄数は924、変わらずは116だった。
 前日の米国株市場でNYダウは6日連続最高値更新も小幅高にとどまったほか、ナスダック指数は安く、利益確定売りの動きが顕在化している。また、為替市場も1ドル=95円台後半で推移するなど円高修正の動きが一服していることなどが、主力株を中心に買いの矛先を鈍らせる背景となった。一方で、倉庫などの含み資産関連や食品などのディフェンシブ関連など内需株の一角が堅調だった。日経平均株価は前場プラス圏に切り返す局面もあったが、買い続かず、後場中盤以降は再び下値を模索する展開を余儀なくされている。押し目には外国人筋の買いが観測されたが、売りをこなし切れなかった。
 個別では、JTが売買代金トップで大幅高。ニコンも高い。海洋掘削は前場ストップ高も後場は伸び悩んだ。三菱UFJが堅調、三井倉庫は急騰した。芦森工が一時ストップ高、極東貿易、モリテックスなども値幅制限いっぱいまで買われている。半面、キヤノンが軟調、ファーストリテも安い。石油資源、三井海洋も売られた。神栄が大幅安、トーヨーカネツも安い。日本製鋼も軟調だった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)