極東貿易が続急騰、出来高急増で需給相場入りも

 極東貿易<8093.T>が前日のストップ高の余勢をかって、きょうも49円高の269円まで買われる急騰を演じている。同社は機械商社で、海上保安庁や自衛隊向けなど防衛関連で実績を擁しているが、業績の回復色も鮮明、今3月期経常利益は前期比2.7倍となる7億円を見込むほか、最終損益も前期の赤字から4億円の黒字に転じる見通し。今3月期の配当は見送る方針で2期連続の無配としたことを受けて、いったんマドを開けて売られたものの、そこから鮮烈な切り返しをみせている。依然としてPBR0.7倍弱は指標面から水準訂正余地がある。信用取組は売り買いともに枯れた状態で株式需給面からも軽さがある。出来高急増で目先の利益確定売りを飲み込み、過剰流動性を底流とした需給相場に発展する可能性も匂わせている。

極東貿易の株価は10時44分現在258円(△38円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)