東京株式(前引け)=個別物色意欲根強く反発

 14日前引けの日経平均株価は前日比43円高の1万2282円と反発。前場の東証1部の売買高概算は14億1926万株、売買代金は9595億円。値上がり銘柄数は875、対して値下がり銘柄数は667、変わらずは150銘柄だった。
 きょう前場の東京株式市場は前日の米国株市場でNYダウが小幅ながら9日続伸しているほか、為替市場では朝方は円安に振れており、リスク選好ムードの中で全般買い戻される流れとなった。米国では2月の米小売売上高が前月比で予想を上回る上昇をみせるなど、米国景気回復への期待感がプラスに作用している。その後、為替市場で円が強含んだことから主力の景気敏感株が軟調な動きとなったが、一方で不動産など内需の含み資産関連株や農業周辺株などに買いが向かい全体の地合いを支えた。
 個別では売買代金上位の主力株は安いものが多い。JTが連日の大商いも株価は軟調。海洋掘削が値を下げ、三井住友など大手銀行株も冴えない。ソフトバンク、コマツ、パナソニックなども安い。一方、三菱地所、三井不など不動産株が買われ、井関農など農業関連にも買いの矛先が向かっている。輸出株ではニコンが異彩高。ファーストリテも高い。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)