<話題の焦点>=好取組銘柄をマーク、調整局面でも買い戻しが下支え

 昨年11月からの日経平均の上昇率は40%を超えた。日銀が金融緩和姿勢を強め、外国為替市場で円高修正が進んだことで企業の業績懸念が後退、逆に輸出企業を中心に上振れが観測されている。

 さらに、不動産をはじめ各種市況好転で資産価値が向上、輸出セクターから金融・不動産へ物色対象が広がり、高値警戒感はあるものの、依然として先高感は強い。

 また、債券市場も株式上昇に伴う評価額の拡大に伴う投資バランスの関係で機関投資家の買いが入り、利回りは低水準で推移するなど好循環が続いている。これが株式市場はスピード調整があっても下値を売り込まれることはないという強気派の一つの根拠になっており、日足ベースでは上下動はあるが、週足ではほぼ一本調子の上昇が続いている。

 一方で米国は財政の崖の問題が解消されず、欧州景気には再び先行き警戒感が強まっていることから、強弱感が対立しやすい。空売り、貸株比率が高水準で推移しているが、これが株価上昇の支えにもなってきた。調整局面を迎えても買い戻しが下値を支えると考えられ、取組みに厚みが増した好取組銘柄をマークしておきたい。

◆主な好取組銘柄

銘柄(コード)    売り残     買い残    信用倍率

シャープ<6753.T> 82182   56940   0.69
丸山製作<6316.T>  3942    4908   1.25
東京機械<6335.T>  9744   12346   1.27
油研工<6393.T>   3448    4979   1.44
サニックス<4651.T> 5155    5246.2 1.02
スクリーン<7735.T> 2534    3338   1.32
エプソン<6724.T>  4248.8  3416.7 0.80
東ソー<4042.T>   2431    2072   0.85
ANA<9202.T>  19482   23059   1.18
トクヤマ<4043.T>  9856    9489   0.96

※3月8日現在/単位:1000株

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)