午後:債券サマリー 先物は小幅反発、20年債入札は冴えず

 14日の債券市場では、先物中心限月6月限は小幅反落。20年債の入札は冴えない内容だったが、市場への影響は限定的だった。先物市場は午後に入り一時、前日比8銭高の145円19銭まで買われた。日経平均株価が堅調に推移する一方で債券市場の値動きも底堅かった。
 この日、入札が実施された20年債(第143回債、クーポン1.6%)の最低落札価格は99円40銭(利回り1.639%)、平均落札価格は99円64銭(同1.623%)だった。テール(平均落札価格と最低落札価格の差)は24銭と先月の11銭から大きく開いた。応札倍率は3.11倍と前回の2.56倍から上昇した。この入札内容に関しては、全体的には不調とみる声が少なくない。ただ、市場には日銀の追加金融緩和に対する金利低下期待が強く、全体への影響は限られた。
 先物3月限は145円09銭で始まり、高値は145円19銭、安値は145円05銭、終値は前日比6銭高の145円17銭。出来高は2兆4868億円だった。10年債の利回りは前日比0.005%上昇の0.630%、20年債は同0.015%上昇の1.585%、30年債は同0.035%上昇の1.770%だった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)