あす(15日)の株式相場見通し=買い意欲旺盛で続伸、外国人投資家の買い際立つ

 あす(15日)の東京株式市場は、引き続き旺盛な買い意欲が継続するものと予想され、日経平均株価は続伸が予想される。安倍晋三首相は15日にもTPP(環太平洋経済連携協定)の交渉参加を表明する見通しとなっており、強化策が打ち出されるとの期待感から農業関連銘柄に物色の矛先が向かっている。また、輸出入の活発化観測から陸運、倉庫などの物流関連銘柄もにぎわいをみせそうだ。
 14日の東京株式市場は、後場買い直され日経平均株価終値は、前日比141円高の1万2381円と、昨年来高値を更新した。また、引け後に東証が発表した3月第1週(4~8日)の投資部門別売買動向によると、外国人投資家の買い越し額が1兆172億円と、東証が公表を始めた1982年7月第1週以来、初めて1兆円台に乗せた。株価指数先物・オプションのSQ(特別清算指数)算出という特殊要因を考慮しても、外国人投資家の日本株への買い意欲の強さが表れている。
 15日には、港湾運送業や倉庫業の鴻池運輸<9025.T>が東証1部に、ミネラルウォーター(宅配水)の製造・販売を手掛けるウォーターダイレクト<2588.T>が東証マザーズにそれぞれ新規上場する。日程面では、総合資源エネルギー調査会総合部会開催に注目。海外では、イタリア国会開会、米2月の消費者物価指数、米2月の鉱工業生産・設備稼働率が焦点となる。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)