東京株式(寄り付き)=海外株高を引き継いで続伸

 15日の東京市場は買い優勢で始まり、寄り付きの日経平均株価は前日比56円高の1万2437円と続伸。前日の欧米株式市場が総じて上昇、米国株市場ではNYダウが10日続伸で最高値圏を走っており、東京市場でも全般幅広い銘柄に物色資金が回っている。ここ予想を上回る強い経済指標が相次ぐ米国では、前日発表された週間の新規失業保険申請件数が事前予想に反して改善、米景気回復期待が一段と高まった。米国を筆頭に海外株高によるリスク許容度の拡大から外国人投資家の日本株買いも加速する方向にあり、東京市場でもテクニカル面から目先スピード警戒感はあるものの、買い意欲が利益確定売りを飲み込む状況が続いている。為替市場では1ドル=96円台近辺の値動きと足もとはやや円高含みに振れているが、日銀の次期体制が整う中で、追加金融緩和への思惑が中期的な円安トレンドを想起させ、株式市場に追い風となっている。業種別には33業種中、保険、食料品などを除きほぼ全面高。値上がり上位は不動産、倉庫、石油、小売り、金属製品、電気機器、精密機器など。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)