東京株式(大引け)=179円高、海外株高受け高値引け

 15日の東京株式市場は海外株高を引き継いで終始買い優勢の展開。引け際に商いを伴い一段高となり日経平均株価は高値引けとなった。
 大引けの日経平均株価は前日比179円高の1万2560円と続伸した。東証1部の売買高概算は38億8634万株、売買代金は2兆9486億円とSQを除くと今年最大となった。値上がり銘柄数は1238、値下がり銘柄数は380、変わらずは88だった。
 きょうの東京市場は、世界的なリスクオンの流れの中で上げ足を強めた。前日の欧米株式市場が総じて上昇し、米国株市場ではNYダウが10日続伸で最高値街道を走るなど好調。きょうのアジア株式も中国上海株や香港市場など堅調に推移するのを横目に、主力株から中小型株まで総花的に買われている。米国をはじめ海外株高によるリスク許容度の拡大が外国人投資家の買いを呼び込んでいる。午前の参院本会議で次期日銀総裁に黒田東彦アジア開発銀行総裁、また岩田規久男学習院大教授と中曽宏日銀理事を次期副総裁に起用する人事案が可決され、一段の追加金融緩和期待が全体の好地合いを支えた。
 個別では、ソニーが断トツの大商いで急騰、トヨタ、ホンダなども買われた。武田が高く、パナソニック、信越化なども上昇。このほか、共栄タンカー、乾汽船など海運株にストップ高銘柄が相次いでいる。松屋、ケイヒンなども大幅高。半面、三菱UFJ、三井住友など大手銀行が軟調、三井不、大京も値を下げた。エイチームが急落、新日本科学も大幅安となった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)